ふくしまプライド。

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“生産者の絆”で作る川俣シャモ 生産者:佐藤 治さん

成功すべくして成功した地鶏ブランドの秘密とは

「どうせやるなら、全国でもトップクラスの地鶏を目指そう!― それが、33年前、川俣シャモ生産農家10数軒から成る組織『川俣町肉シャモ研究会(現・川俣シャモ振興会)』を立ち上げた時のわれわれ生産者間での誓いでした。」と語るのは、発足当初から同振興会の牽引役を務める佐藤 治さん。その思いは、時を経て着実に実現してきました。今や全国的な知名度を獲得し、市場では高値で取引され、著名な飲食店でも提供されるなど、食通の間でも高い評価を獲得している川俣シャモ。
地鶏ならではの弾力と歯切れの良い肉質、噛めば噛むほどしみ出す旨味が川俣シャモの大きな魅力です。「なぜか、フランス料理店で採用されるところも多いんです。」と佐藤さん。その旨味の強さが、フランス料理の濃厚な味付けに負けないからかもしれません。

川俣シャモは、「成功すべくして成功した地鶏ブランド」といってもいいでしょう。生産者団体である川俣シャモ振興会とは別に、加工・販売を手がける㈱川俣町農業振興公社を早々に立ち上げ、生産と販売を明確に分け、それぞれを強化するという戦略をとってきました。さらに、10数年前には、卵からヒナを育て、一括して生産農家に供給する㈲川俣シャモファームも設立し、体制を固めてきました。

「われわれの強みは、生産者間の団結が強いことです。コミュニケーションを密にとり、同じ生産方法で、同じ餌を使い、それが守られているかを互いに確認し、同時に生産そのものも助け合いながらやってきました。10数軒の川俣シャモ生産農家は家族のようなものです。」と佐藤さん。
その間、徹底していたのは、❝量より質❞を求めることでした。日本農林規格で規定される地鶏とは、『鶏が自由に運動できる平飼いで1㎡あたり10羽以下で飼育されたもので、飼育期間は80日以上』とされています。これに対し、川俣シャモの生産規定では、平飼いで1㎡あたり3~4羽の密度で育て、飼育期間は110~120日としています。飼育密度が低いほど鶏にストレスがかからず良質な肉がとれ、飼育期間が長いほど、しっかりと旨味がのった鶏が出荷できるからです。
「一時的に儲けることを考えていたのでは、本当に強いブランドを作ることはできません。それが、当初から誓い合い、貫き通してきたことでした。」と佐藤さんは毅然と語ります。

それでも、震災後は風評の影響で大きなダメージを受けました。一時は、生産量が6割近く減り、取引先も離れていきました。もともと地下水を使い、抗生物質やホルモン剤は一切使わず飼育し、震災後は屋外飼育から鶏舎での飼育にすべて切り替え、鶏肉自体の安全性も検査で確認していましたが、離れていった取引先の多くは、なかなか戻ってきてくれませんでした。
「それでも、生産方針は変えず、販売は攻めの姿勢で臨んで新たな取引先を獲得し、今では生産量も震災前を上回るまで回復してきました。川俣シャモは、“生産者の絆”で作っています。結局、それが、風評に負けなかった大きな理由だったと思います。」と語る佐藤さん。「もちろん、味はどこにも引けは取りませんよ。」と語ったとき、その口元がほころんでいました。

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