ふくしまプライド。
KV

なめこ

なめこの菌床栽培は福島県で初めて行われたと言われており、本県が開発した栽培方法と品種が全国に普及した結果、高級だったなめこが各家庭で食べられるようになりました。 現在、福島県では、中通り・浜通りを中心に年間を通して安定的に生産、出荷がされています。 なめこには水溶性食物繊維(ペクチン様物質)が多く含まれており、体に優しい食材です。これが、独特の「ぬめり」を作りだしており、おいしさの理由となっています。 なめこ汁やなめこおろしなどの定番メニューのほか、天ぷらやピザ、麻婆豆腐など和洋中様々な料理にも使えますので、ぜひお試しください。 福島県内では、各地域の山菜、きのこ等を活かした料理が受け継がれてきました。 なかでもきのこは、様々な郷土料理に欠かせない素材として使われてきましたが、食文化の多様化などから、それらの本来の味が忘れられようとしています。 そこで、福島県では「本来の天然なめこの再現」をコンセプトに品種開発を進め、秀峰「飯豊山」の麓にある西会津町の天然なめこを起源とする福島N5号と福島N6号の2品種を開発しました。

主な品種の特性

福島N5号

大型で明黄色。10月下旬から12月下旬に発生緻密な肉質感と深い味わいが特徴です。

福島N6号

やや大型で褐色。
11月中旬から12月下旬に発生
シャキシャキとした歯切れの良さとさわやかななめこの風味が特徴です。

ふくしまN5号、N6号を
使った料理