ふくしまプライド。
KV

トマト

ふくしまのトマトは、県内各地で栽培されており、福島県を代表する野菜です。それぞれの気象条件を生かした栽培で、産地ごとに特徴があります。

標高が高く冷涼な地域

夏の太陽と昼夜の温度差によって、甘味と酸味のバランスのよい完熟型のトマトが生産されており、品質の高い夏秋トマトとして人気を呼んでいます。特に夜温の下がる秋の味は格別です。

海沿いの温暖な地域

比較的温暖な気候で、特に冬季間の日照量が多いことから、大規模な温室で年間を通してトマト生産が盛んです。太陽の恵みを受けて真っ赤に育ったトマトは、旨み成分が多く、身が引き締まってしっかりとした味となります。

完熟した「 トマト」 には
アミノ酸が豊富に含まれる

完熟した夏秋トマトには、アミノ酸のなかでも、グルタミン酸、GABA(ギャバ)、グルタミン、アスパラギン酸が豊富に含まれています。特に、うまみ成分の一つ「グルタミン酸」や、血圧降下、抗ストレス作用があると言われる「GABA」は、種子の周りのゼリー状部分(子室組織)などに多く含まれていることがわかりました。
出典:福島県農業総合センター研究成果

原産地と効能

トマトの原産地は、南アメリカ大陸のアンデス山中とされ、今もなお原種が現存しています。トマトの赤い色素は、「リコピン」といい、熟すにつれて増加していきます。抗酸化作用が確認されており、様々な生活習慣病の原因となる活性酸素を消去する働きがあります。日本では国内の種苗会社の開発により、「桃太郎」「りんか409」などのピンク系の生食トマトが中心ですが、イタリアのパスタ料理でトマトが使われるように、世界的に見れば赤系の料理用トマトが中心となっています。

南会津地方のブランド野菜「南郷トマト」

「南郷トマト」は、南会津地方の特産品で、50年を超える歴史の中で培った栽培技術と、南会津特有の昼夜の気温差が生み出した甘みと酸味のバランスがとれた良質な味・品質が特徴です。長い歴史の中で培われた栽培技術向上に対する組織的取組が品質の安定・向上につながっていることや、40年以上にわたり年間2千トンを超える生産が行われていることが評価され、地理的表示(GI)保護制度に登録となりました。
地理的表示(GI)保護制度登録
平成30年8月6日に、「南郷トマト」が地理的表示(GI)保護制度に登録されました。