Vol.11

100年の日本なし作りの伝統を守り
世界に広めていきたい 生産者:根本 大我さん

「誰よりも濃い」日本なしの生産キャリア

日本なしの生産に携わって4年目を迎える根本大我さん。モード誌を抜け出してきたかのようなムードを漂わせるその風貌は、就農前の8年間、全国展開するファッションブランド企業につとめていたことを物語っています。

「ファッションの仕事も大好きでしたが、今の仕事もそれ以上に大好きです。」と笑顔で語る根本さんの実家は、福島県の海側に位置するいわき市で代々100年続く日本なしの農家。「いつか自分もそれを継ぎ、伝統を守る」と心に決めていました。
農業のキャリアこそ短いものの、その密度は「誰よりも濃い」といいます。一緒に作業をする根本さんのお祖父さんは、かつて農協の生産技術部長を務めた、誰もが一目置く日本なし作りに精通した人物です。根本さんは、そのお祖父さんから、毎日付きっきりで指導を受けてきました。「浜通り特有の、はっきりとものを言う厳しい人ですね。自分の孫だからって容赦はしません。」
「日本なし作りは、品質が第一です。求めるものはそれ以外にないといってもよいくらい、こだわっています。」という根本さんの圃場(ほじょう)があるいわき地方は、福島県を代表する伝統的な日本なしの産地です。日本なしは、贈り物や手土産としても重宝されており、初めて福島県産のものを食べた人が、「今まで食べた日本なしの中で一番おいしい」と言ったという話をよく聞くと根本さんは言います。「果樹を育む地力(ちりょく)が半端ないんです。土が養分をたっぷりと蓄えているんですね。」と、おいしい理由の一端を教えてくれました。

今年は当たり年で、糖度が高いものがたくさんとれています。「甘くするためには、“果物をいじめろ”とよく言いますますが、夏の暑さも功を奏しています。」
根本さんは、ジェトロのプロジェクトで、昨年からベトナムに日本なしの輸出を始めました。自身も昨年はホーチミン市に行き、売り場に立って試食をすすめ、列を成すほどの大盛況で、並べた日本なしが飛ぶように売れていったとのことです。実は、わが国からベトナムに日本なしを輸出したのは、昨年の福島県の取組みが初めてのことでした。
「これを皮切りに、他の国にもふくしまの日本なしのおいしさや生産者の誇りを広めていき、世界で勝負がしたいです」と語気を強める根本さん。「それが、『ふくしまプライド。』じゃないですかね。」

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