名物「ジャンボなめこ」が震災復興の象徴的存在

生まれた時から、きのことたくさんの従業員さんたちに囲まれて育った忠さん。「農業の経営には大きな可能性を感じていましたが、実をいうと、自分は農作業には向いていないのではないかと思っていました。しかし、被災した家業を手伝いたいという一心で農作業を始めたら、これが面白くてハマってしまいました。」と言います。

「父をはじめとして、みんな、根っからの“なめこ職人”なんです。どれだけ美味しいなめこが作れるか。頭の中にあるのはそれだけです。」と少しはにかみながら語る忠さん。鈴木農園のなめこは、関東圏だけでなく遠く全国各地からもバイヤーが直接買付けに来ることでも、その味の良さをうかがい知ることができます。
「『ジャンボなめこ』は、震災後も多くの売場で棚落ち(扱いがなくなること)しなかった高付加価値商品です。農家にとって震災は決して過去のものではなく、いまも復興の途にあります。それでも、流通関係者や飲食店のオーナーさん、そして金融機関の方々などに、ずっと温かく応援していただくことができたのは、結局、この『ジャンボなめこ』という独自のブランド商品があったおかげではないかと思います。そういう意味で、『ジャンボなめこ』は復興の象徴なんです。」と語る忠さん。
最後にご自身の「ふくしまプライド。」について聞いてみたところ、「人とのつながり。これに尽きます。」と躊躇なく答えた誇らしげな表情がとても印象に残っています。

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